LEN関数の使い方と例【エクセル関数】

エクセル(EXCEL)の関数の使い方と例です。

目次

書式の解説

書式(構文)

書式と説明関数の分類
=LEN(文字列)

▼文字列に含まれる文字数を返す。
テキスト
文字列対象の文字必須
使用時のポイント
スペースも文字としてカウントされる
数式やセル参照は含まれない

空白をカウントすると0が返される

使い方と使用例

単語の文字数を数える

データ (セルA)関数結果
Excelの勉強=LEN(A1)8
12345=LEN(A2)5
Hello World!=LEN(A3)12

LEN関数は、対象の文字列の文字数を数値で返します。スペースも文字としてカウントされる点に注意しておきましょう。

応用テクニック

特定の文字の出現回数を数える

【使用例】バナナのうち「ナ」の数を数える
=LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2, "ナ", ""))

1:LEN関数で全体の文字数をカウント
2:SUBSTITUTE関数でバナナのうち「ナ」を空白に置き換える
3:置き換えた文字数をLEN関数で文字数を数える
4:全体-「ナ以外の文字数」で「ナ」がいくつ含まれていたか分かる

結果:2

LEN関数とSUBSTITUTE関数を組み合わせると、特定の文字の出現回数を数えることができます。

TRIM関数でスペースを取り除いて数える

LEN関数とTRIM関数と組み合わせることで、スペースを除去した文字数を数えることができます。TRIM関数で、文字列のスペースを無くした状態にすることが可能です。

文字数に応じて処理を行う

【使用例】追加データが4桁以上なら更新データを追加データに、そうでないなら顧客データのまま更新データに当てる
=IF(LEN(B2)>3,B2,A2)

1:IF関数を設定
2:IF関数の条件に、LEN関数で、追加データのB2の値が4桁以上か確認する
3:4桁以上の場合は、そのままB2の値を戻り値に
4:3桁以下の場合は、A2の顧客データを返す

結果:300000

LEN関数は、IF関数と組み合わせることで文字数によって処理を変えることができます。LEN(文字列)の結果を0と比較すると入力されているか否かで処理を変えたりと、応用しやすい組み合わせです。

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