SUMIFSの使い方と例【エクセル関数】

エクセル(EXCEL)のSUMIFS関数の使い方と例です。

目次

書式の解説

書式(構文)

書式と説明関数の分類
=SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], …)

▼複数の条件を指定して、範囲内のセルの合計を計算する
数学・三角
合計対象範囲合計を計算するセルの範囲必須
条件範囲 1条件を適用するセルの範囲必須
条件 1範囲に適用する条件必須
条件範囲 2追加したい条件を適応する範囲任意
条件 2追加したい条件任意
使用時のポイント
特定の条件に一致する行または列の値を合計できる
日付範囲、数値範囲、テキスト条件など、複数の異なる種類の条件を組み合わせることが可能
複数の条件はANDになる

使い方と使用例

条件が1つの例

【使用例】営業の人の月給の合計を出す場合
=SUMIFS(D2:D6, C2:C6, "営業")

1:月給の範囲D2:D6を選択
2:部署の範囲C2:C6を選択
3:部署が営業の人をの月給を合計したいので、"営業"を選択し、文字列と一致した行を取り出して合計する

結果:970000

SUMIFS関数は、指定した行と対応する行に条件を付けて値を取り出し、合計することができる関数です。条件は1つでも動作させることができます。

複数条件を設定する

【使用例】営業部のうち月給300000以上のものを合計
=SUMIFS(D2:D6, C2:C6, "営業", D2:D6, ">=300000")

1:月給を合計したいので範囲D2:D6を指定
2:営業部署の人を合計したいのでC2:C6が営業であることを条件に設定
3:月給300000以上を合計したいので、範囲D2:D6に対して、条件を不等号で">=3000000"と設定する

結果:6700000

SUMIFS関数は、最初に指定した範囲に対して複数の条件を設定して合計することが可能です。条件はANDで足されていくので「条件1、かつ条件2、かつ…」とつづいて記述していきます。

日付と数値を組み合わせた条件

【使用例】 2024年1月3日以降に売れたB商品の総売上を出す
=SUMIFS(C2:C6, A2:A6, ">=2024/01/03", B2:B6, "B商品")

1:売上を合計したいので範囲にC2:C6を設定
2:1月3日より後の日付を条件に設定する。不等号を使用して">=2024/01/03"
3:商品Bの売り上げを合計したいので範囲に対して条件"商品B"を設定

結果:350000

SUMIFS関数は、条件に日付を設定することも可能です。上記の例では、不等号を使って2024年の1月3日以上を条件として、1月3日以降のデータを抽出しています。日付を記述する際は書式に合わせて設定しましょう。

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