COUNTA関数の使い方と例【エクセル関数】

エクセル(EXCEL)のCOUNTA関数の使い方と例です。

目次

書式の解説

書式(構文)

書式と説明関数の分類
=COUNTA(値 1, [値 2], …)

▼引数リストに含まれる空白ではないセルの個数をカウントする。
統計
値 1セルの個数を数える範囲必須
値 22個目以降の範囲を追加できる任意
使用時のポイント
空白以外のすべてをカウント、文字列 (“”) やエラー値もカウントの対象

使い方と使用例

テキストと数値の混在したデータのカウント

【使用例】
=COUNTA(A2:A7)

1:値のあるセルの範囲を追加
2:2個目以降の範囲があれば、カンマで区切って追加する

【結果】
5

COUNTA関数は、指定した範囲の空白セル以外の数を返します。上記の例では、範囲内に空白のA6が1つだけあるので、結果はそれ以外のセルの数の5となります。2個目以降の範囲をカウントする場合は、カンマで区切って指定しましょう。

範囲を2個追加した例

数値以外のセルをカウントする

【使用例】
=COUNTA(B2:B11)-COUNT(B2:B11)

1:値のあるセルの数から、数値セルの数を引いて計算
2:COUNTA(B2:B11)でB列の値のあるセルの数をカウント
3:COUNT(B2:B11)でB列の数値セルの数をカウント

【結果】
 3

COUNTA関数で値のあるセルの数を数え、COUNT関数で数えた数値の個数を引くことで、数値以外のセルの個数を計算することができます。

空白なのにカウントされるときの対処法

空白セルがカウントされる原因
空文字「””」やスペースが入っている
書式設定で関数が非表示になっている

空文字「””」やスペースがカウントされている

COUNTA関数は、値の無いセル以外をカウントするため、空文字の「””」や、スペースなど、見た目上みえないセルもカウントされます。対象のセルの値をバックスペースやデリートなどで削除しましょう。

値の無いセルかどうかは、ISBLANK関数を使って調べるのがおすすめです。対象のセルに値がある場合は「FALSE」が返されます。

書式設定で関数が非表示の設定になっている

書式設定が、ユーザー定義で非表示の設定になっている場合は、関数が見た目上見えなくなります。書式を内容に合わせて変更することで見えるようになります。

書式設定はツールバーの「ホーム」タブの書式設定から行います。日付や、数値、文字列など、内容に適したものを適用しましょう。

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