SUMIFの使い方と例【エクセル関数】

エクセル(EXCEL)のSUMIF関数の使い方と例です。

目次

書式の解説

書式(構文)

書式と説明関数の分類
=SUMIF(範囲, 検索条件, [合計範囲])

▼指定された検索条件に一致するセルの値を合計する。
数学・三角
範囲条件を適用するセル範囲必須
検索条件合計を計算するための条件必須
合計範囲合計を計算するセル範囲任意
使用時のポイント
条件には数値、文字列、または数式を指定できる
範囲と合計範囲は同じサイズにする
条件には、”>”, “<“, “=” などの演算子を使用でき

使い方と使用例

範囲内の条件に基づく値を合計する

【使用例】
=SUMIF(A:A,F2,B:B)
1:条件を指定する範囲「A:A」を設定し、商品名に条件を当てる
2:条件であるF2(商品Aという文字列を指定)
3:値を合計する範囲「B:B」のを設定、売上を合計する

上記の画像の例は、商品Aの売上金額の合計を算出する例です。検索したい商品名の「商品A」を条件とし、一致する行がA列にあれば、合計したい金額の入ったB列の同じ行の値を足していき、売上の合計を算出しています。

不等号を使って条件を設定

 =SUMIF(B2:B11,">=100",C2:C11)

検索条件には「”>”, “<“, “=”」 などの不等号や、ワイルドカードを設定することができます。また条件を当てはめる範囲と、値を合計したい範囲が一緒の場合は、3つ目の引数を主略可能です。

合計する範囲を省略した例

特定の文字列を含む行を合計する

商品Aという文字列に対して、別の文字や記号が含まれている場合は、ワイルドカード(*)や?を使って、検索条件を設定することができます。

記号説明
*(ワイルドカード)特定の文字列がn個ある状態
→「*商品A」ならば商品Aで終わる
→「商品A*」ならば商品Aで始まる
→「*商品A*」ならば商品Aを含む
?特定の文字が1つある状態
→「?商品A」なら任意の1文字が商品Aの前にある
→「商品A??」なら任意の2文字が商品Aの後ろにある
文字列

また、これらの記号は、XLOOKUPやCOUNTIFなどの関数で文字列を探す際などにも有効です。ただし、SUMIF関数では、条件に「”00*”」のように数字とこれらの記号を組み合わせると、文字列として扱われ期待した結果を得られない場合があるので注意しましょう。

日付を条件にして計算する

SUMIF関数では日付を条件に設定して合計することもできます。上記の例では、不等号を使うことで、指定した日付よりも後の日付の売り上げを合計しています。

日付を指定する際は、「”2020″」のように年だけを設定したり、「2020/01/01」のように年月日で詳しく指定することもできます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次